【他】高等教育政策セミナー(8) 次世代歴史教育研究会キックオフ・コンファレンス
高等教育政策セミナー(8)
次世代歴史教育研究会キックオフ・コンファレンス
学習者中心の大学歴史教育~学習成果=コンピテンス・アプローチをどういかすか~
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【日程】2016年8月23日(火) 10:00~16:00(受付9:30~)
【場所】大阪大学中之島センター 703講義室
【概要】
今日,学習者の視点に立って,学習成果=コンピテンスという観点から高等教育を組み立て直すという動きは,国際的に大きな流れとなっている。しかし,我が国の大学ではこうした認識が乏しく,とりわけ人文系部門ではそれが甚だしい。
次世代歴史教育研究会は,その先鞭(せんべん)をつけるべく,学習成果=コンピテンスの観点を歴史教育にいかす方途を研究するために結成された。今回の会議では,研究会の趣旨を広く関係学界等に周知して,この取組の意義への理解を広める一方,研究会への賛同者を募りたい。さらに、歴史教育哲学教育合同研究会を通じて哲学、歴史に共通する課題を議論しながら、広く人文系全体への導入を展望したい。
【プログラム】
10:00 | 第1部 講演会 開会挨拶・趣旨説明 |
竹中 亨(大阪大学大学院 文学研究科 教授) |
10:10 | 講演1 | チューニングをめぐる世界の状況と今後の日本の大学教育にもつ意味 深堀 聰子(国立教育政策研究所 高等教育研究部 部長) |
10:50 | 講演2 | ヨーロッパの大学における歴史教育の現状と日本での課題 竹中 亨 |
12:00 | 昼食懇談会 | |
13:30 | 第2部 研究会 趣旨説明 |
歴史教育 哲学教育合同研究会について 竹中亨 |
セッション1 | 次世代哲学教育研究会からの問題提起と討論 | |
13:35 | 1.1 | 学位プログラムに基づいた哲学教育カリキュラムのデザインとその改善 田中一孝(桜美林大学 哲学専攻区分 講師) |
14:05 | 1.2 | 分野別学習成果の測定 畑野快(大阪府立大学 特認助教) |
セッション2 | 欧米での歴史学参照基準と我が国での歴史学・人文学の参照基準の在り方 | |
14:45 | 2.1 | 歴史学の参照基準について 竹中 亨 |
15:05 | 全体ディスカッション コメンテーター |
我が国の人文学教育における学習成果=コンピテンス・アプローチの導入 深堀 聰子 |
16:00 | 閉会 |
当日の資料を掲載しています、是非ご活用ください。
- 資料1(深堀聰子)チューニングをめぐる世界の状況と今後の日本の大学教育にもつ意味
- 資料2(竹中亨) ヨーロッパの大学における歴史教育の現状と日本での課題
- 資料3(田中一孝)学位プログラムに基づいた哲学教育カリキュラムのデザインとその改善
- 資料4(畑野快) 分野別学修成果の必要性とその測定方策
- 資料5(竹中亨) 歴史学の参照基準について
★参考資料
1.国際的な教育の質保証とは何か ‐ よりよいカリキュラム設計と授業実施のためのガイドブック
2.大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 歴史学分野
3.大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 哲学分野
4.大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 機械工学分野